私はニートである。ここのところニートアピールをしすぎているきらいがあるが、私にとってニートである状態というのは、いわば熱を出して学校を休んだときのようなもので、後ろめたさはあるけれど新鮮で、特別なものである。だからニートであるという非日常…
中学生の頃、私の部屋にあたらしいベッドが来た。両親が買ってくれたのだ。至ってありふれた膝ほどの高さに、ほどよい硬さのマットレスがあり、リモコンでリクライニングできる仕組みになっていた。入院したことのなかった私は、物珍しさにわざわざベッドを…
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