2015-07-25 真夜中の学校 徘徊 懐古 ひどく酔っていた。酔っていたから、何もかも許される気がした。 卒業して何年経つだろう。変わっているようにも、あの頃のままのようにも見える。 玄関に灯りがともっている。誰もいないのに不思議だ。 昔よくこうやって水を飲んだなあ。ぬるいのにごくごく飲んでた。 夜のブランコ。誰も座っていないブランコは、この世でいちばん淋しい遊具に見える。 ※深夜徘徊ではありません。帰宅中に寄り道しただけです。